
西陣織とは?
前回の記事(https://kamon2024.myshopify.com/blogs/blog/kyoto-leather)で、革紋が使っている京都レザーは西陣織の技法を使っていると説明しましたが、そもそも西織がどのようなものかご存知ない方もいらっしゃると思います。
今回は、そちらを説明させて頂きます。
西陣織とは、京都・西陣で作られる先染めの織物の事を指し、日本を代表する絹織物となっています。
- 多品種少量生産方式で、緻密に計算された文様の美しさ。
- 紗(しゃ)や羅(ら)といった透かし生地や二重構造の風通など、多彩な織り方が発達している
- 先染めをしてから織っているため、一般的な染色法である後染めよりも丈夫で、シワになりにくい。
というのが特徴となっております。
また、その中でも当店では、『西陣帯箔』といって、西陣帯箔とは、京都の西陣で受け継がれる帯の伝統技法「引箔(ひきばく)」や「焼箔(やきはく)」を用いて織り上げた帯
に用いる技法を使用しております。
少し話がずれますが、革の名前も地名が入ることが多く、皆さんが聞き慣れている「栃木レザー」「姫路レザー」や革紋が使用している「京都レザー」もその地域で作られている為、〇〇レザーという名前が付いています。
また、西陣織といっても実は12種類あり、「西陣織でれないものはない」言われています。
私も作れないものはないと言えるように精進したいと思います。
本日もお読みいただきまして、誠に有難うございます。
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